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今日は地役権図面についてお話させていただきます。

実は、昨年の択一問題の第11問で地役権図面について出題されました。

実は、恥ずかしながら私は間違ってしまいました。

ここで、しっかりポイントをチェックして整理してください(偉そうなことは言えませんが)。

不動産登記規則第79条及び80条をまとめると、以下のようになります。

(地役権図面の内容)
①地役権設定の範囲を明確にすること。
②方位
③地番
④隣地の地番
⑤申請人の氏名又は名称
⑥適宜の縮尺により作成
⑦作成の年月日
⑧地役権者の署名、又は記名押印

(地役権図面の作成方式)
①0.2ミリメートル以下の細線により図形を鮮明に表示しなければならない
②書面申請において、別記第三号様式により、日本工業規格B列四番の丈夫な用紙で作成

これを踏まえて、昨年の問題を検証すると、

第11問イ肢の東京法経学院の解説はこうなっていました。

 【地役権図面は、地役権の範囲を明確にしなければならないとされているが、その地積を
明確にしなければならないとはされていない(規則79条1項)。地役権図面には、地役権の
存する部分を求積し、面積を記録するが(平成5年度全国首席登記官会合における質疑応答
第五.二・5参照)、それは地役権の存する部分の辺長を記録することと同様に、地役権の設定
の範囲を明確にするための手段(方法)として行われるものであるから、本肢の「地役権の
存する範囲及びその地積を明確にして」との記述は、正しいとはいえない。】

「地積を明確にして」という部分を、私は正しいと判断してしまい、完全に引っかかってしまった。
 地役権図面の問題なんか簡単と甘く見ていたら、まんまとやられてしまいました。
要は、簡単な条文でも、正確に理解していなければ、少しひねった問題を出されると、自分の
思い込みで間違った答えを出してしまうということです。

試験は時間との戦いであり、地役権図面なんか簡単、簡単と思って、問題をさらっと流して
答えてしまうと、このような結果になってしまうんだということを身をもって体験しました。
結果的に合格できたからいいものの、この1点がもし合否のボーダーラインだったとしたら、
こんな悔しいことはありません。受験生の方には、一行一句集中して、問題に取り掛かって
いただきたいと思います。



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コメント
この記事へのコメント
こんにちは^^
先日はじめてH20年の過去問解いたんですがこの問題は僕も間違えました。
サクッと3を選んでました。。。
H20年の解説が何処にあるか探せなくて解説見てないので、今まで1番の精度区分の奴が間違えなのかな?って自己解決してました・・・危ない

にしても範囲と地積ってw

勉強になりましたー^^
2009/02/26(木) 09:24 | URL | sin #-[ 編集]
このH20年の第11問は法務省の答えは1番(1個)となっていますが、それをみて東京法経は答えを2番から1番に変えたみたいなんです。(選択肢アとウから、選択肢ウのみ)
 どうも僕も納得がいかないんです。
 アの選択肢は間違ってるんですか?
2009/02/26(木) 10:09 | URL | #-[ 編集]
H20年度の第11問の件ですが、東京法経学院のHPでは正解は2となっています。(ア肢とウ肢が正しいとなっていますが、)法務省の正解は1となっています。又、早稲田法科専門学院では、正解が2となっており、正しいのはア肢とオ肢となっています(結果的に答えは同じだが、正解肢がなぜか違っている)。私の考えでは、ア肢は正しいと思っています。(村落農耕地域から市街化が進んだため、精度計算はやはり甲2ですべきだと思うからです)


早稲田では、ウ肢についての解説では地役権図面には、申請人の氏名又は名称を記録しなければならない。(規則79条1項)申請人が記名するというのは誤り。とあり東京法経学院とは解釈が違っています。(東京法経学院は正しいとしている)

又、オ肢について、早稲田では、正しいとしていますが、東京法経学院での解説では、「近傍の恒久的地物」と記述すべきところを問題では、単に「近傍の地物」と記述されているため、それを「誤り」としており、一体本当の正解は何なのかわかりません。

私は東京法経学院の解説を支持していますが、こんな紛らわしい問題を出す法務省をいかがなものかと(麻生節)考えます。

まあ、解釈論だけの問題と捉え、次に進んでいきましょう。
2009/02/27(金) 00:13 | URL | プチパパ: #-[ 編集]
こんにちー^^
なるほどー。
各学校によって解説も違うんですね。

次回からは解答だけでなく法務省から解説も出して欲しいですー。
2009/02/27(金) 09:21 | URL | sin #-[ 編集]
sinさんいつもありがとうございます。
法務省もきちんと正解の解説をきちんと公開すべきです。
それが、国民に対する最低の義務ではないでしょうか。
ここ最近の政府の無責任さが如実に表れている結果ですね。
これは今に始まったことではないですけどね。
2009/02/27(金) 23:21 | URL | プチパパ: #-[ 編集]
高電圧塔の電線があるため地役権設定されてる土地と、どういうわけかされてない土地があるんですが、その2筆は合筆したときに地役権図面はいりますか?
また、その記述が載っている不動産登記法は何条になりますか?
宜しく御願いします。
2010/02/26(金) 10:01 | URL | 素人雅治 #41Gd1xPo[ 編集]
 いつも訪問いただきありがとうございます。質問の件ですが、
合筆後の土地において、設定の範囲を一部とする地役権が存在することになるため、地役権図面を必ず提供しなければなりません。
「設定の範囲を一部とする地役権が存在する」かどうかがポイントになります。合筆後の土地の全部に同一(地役権の登記の目的、申請の受付の年月日及び受付番号、登記原因及びその日付が全て同一である場合)の地役権が存在する場合は、地役権図面の提出を要しません。

参考:不動産登記令別表9項・添付情報欄
   平成5年度全国主席登記官合同における質疑応答第五・一・1
2010/02/28(日) 11:40 | URL | プチパパ #-[ 編集]
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